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ゆうあい工房

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ペケ君のうその巻　１・２


ライン4


「トイチ君(くん)の冒険(ぼうけん)」



ペケ君(くん)の嘘(うそ)の巻(まき)・第１回(だいいっかい)






　


モジャモジャの森(もり)の中(なか)１



今日(きょう)もトイチ君(くん)は　お友達(ともだち)と仲良(なかよく)く遊(あそ)んでいますよ。


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・・・日暮(ひぐ)れ近(ちかく)くになりました・・・・。



「もう、ソロソロお家(うち)に帰ろうよ・・」

「そうだネ！遅(おそ)くなると前(まえ)みたいに　みんなに心配(しんぱい)をかけるもんね」

「うん！」


（※「お母(かあ)さんにもらったリボン」を見(み)てね！）






みんなでお家(うち)に帰(かえ)る途中(とちゅう)の事(こと)です。

「コン・・コン・・コン～～ン」

「トイちゃん・・何(なに)？なんなの？。あの音(おと)？」

どこからか・・不気味(ぶきみ)な音(おと)が聞(き)こえて来(き)ました。


追加3.gif


「あ！ペケ君(くん)だ！」


「え？あの・・うそつきペケ君(くん)？？」


「そうよ！！いじわるペケ君(くん)だわ！」


「でも・・・なんだか様子(ようす)がおかしいよ？」


おサルさんの『クレオ君(くん)』が言(い)います・・。


「また僕達(ぼくたち)をだますつもりなのさ！風邪(かぜ)をひいたふりさ！」



03ペケ03のコピー.jpg


ウサギの『ゆきたん』が言(い)いました・・・・


「だって私(わたし)、お母(かあ)さんに聞(き)いたことあるよ」


「なんて？」


「前(まえ)に・・ママがペケ君(くん)に　だまされたって・・」


「やっぱり・・・うそなんだ！」


でもトイチ君(くん)は心配(しんぱい)になったのです



「本当(ほんとう)かもしれないよ・・・」



ライン5

「トイチ君(くん)の冒険(ぼうけん)」



ペケ君(くん)の嘘(うそ)の巻(まき)・第２回(だいにかい)


　


モジャモジャの森(もり)の中(なか)２




不気味(ぶきみ)な声(こえ)の主(にし)は「ペケ君(くん)」だったのです


で・・・「ペケ君(くん)」って？？？


何者(なのもの)？果(は)たして・・「トイチ君(くん)」は？？



「うそにきまってるさ、トイちゃん　やめなよ！」


「ボク・・・ちょっと見(み)てくる・・・」


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「ペケ君(くん)　どうしたの？？」


「なんだ・・トイチか・・。ウ～ッツ・・」


「だ、だいじょうぶ？？」


「イテテ！あ～　イテテ～」


「どこが痛(いた)いの？頭(あたま)なの？お腹(なか)なの？」


「どこもかしこもサ！　ゲホッ！ゲホッ！」


「しっかりして！」


「なんとかしてくれよぉ～　イタイよぉ～」


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遠(とお)くから見守(みまも)っていたウサギさん、サルさん、シカさんも


様子(ようす)が心配(しんぱい)になり近寄(ちかよ)ってきました。


「ペケ君(くん)、ボクのお家(うち)にくる？あたたかいよ！」


「コン･･コン･･コン・・」


心配(しんぱい)そうに見(み)ていた仲間(なかま)が言(い)いました。


「トイちゃん・・よしなよ」


「トイちゃん・・・」


「・・・・・」


「でも、とても苦(くる)しそうだよ。ボクお家(うち)に連(つ)れていくよ・・そうしたいんだ」


そして・・木(き)の上(うえ)からは　あっこちゃんも、心配(しんぱい)そうに見守(みまも)っていました・・・・


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とうとうトイチ君(くん)はペケ君(くん)をオンブして歩(ある)きはじめましたヨ


泣(な)き虫(むし)だつた「トイチ君(くん)」だったのに・・ね？。皆(みな)さん。




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「すぐにボクのお家(うち)に着(つく)くからね！ペケ君(くん)　かんばってね！！」



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